👄ルームバーって何?
いまどきソウルの夜遊び、ルームサロンだけじゃない?
「先進文化をいちばん早く取り入れるのはナイトライフだ」なんてよく言われますが、まさにその通り。
ここ10〜15年、韓国の夜遊びシーンはかなり雰囲気が変わってきています。
昔はルームサロン・バー・のような分類が主流でしたが、
最近は バー文化が一気に拡大。
高額だったルームサロンは姿を変え、少しリーズナブルな酒場スタイルやバー形式のお店が増えてきました。
会社員たちの間でも、
「高いお金を払ってベロベロになるまで飲む」より、
そこそこの値段で、お酒とちょっとした夜遊びをセットで楽しむスタイル が主流になっている感じです。

👄セクシーバーから生まれた新スタイル「ルームバー」って?
江南(カンナム)あたりを中心に一気に増えたのが「セクシーバー」。
さらにそこから派生して出てきたのが、最近よく聞く 「ルームバー」とか「着席バー」 という新しい業態です。


ルームバーのざっくりイメージ
- 店の真ん中に大きなバー(カウンター)がドンと構えている
- その周りにルームが並んでいて、内装はほぼ高級ルームサロン級
- 最初はホールのバーでお酒を飲みながら、女性バーテンダーと会話
- 気の合いそうな子がいれば、一緒にルームに移動してゆっくり飲む
システムとしては、
ルームサロンとバーをミックスしたようなスタイル だと思っておけばOKです。

雰囲気はまったり、でも価格は意外とライト
ある常連さんいわく、
「たくさんの人とワイワイやるより、一人で静かに飲むのが好きな自分にはぴったりだった」
とのこと。
- ルームがあるのでガヤガヤしすぎず、落ち着いて飲める
- 自分のペースで、気に入ったバーテンダーとゆっくり話ができる
そんな「ちょっと大人のバー」みたいな楽しみ方ができるようです。
気になるお値段感はというと、
- 洋酒セットが 20万ウォン (22000円)台 くらいから
- 女性バーテンダーへのチップは 3〜5万ウォン程度 が目安
と、ルームサロンに比べればかなりライトな印象。
もちろん、無理な「アガシのお持ち帰り」や過度なスキンシップが前提というわけではなく、
あくまで お酒と会話を楽しむスタイル が基本です。
江南だけじゃない、汝矣島にも広がるルームバー文化
このルンパ文化、今は江南だけでなく 汝矣島エリア にもじわじわ拡大中。
- 構造は「ホール+ルーム」の二重構造
- 夜が早い時間からお客さんでいっぱいになる人気店も多い
- ビキニなど露出高めの衣装で、ダンスイベントをするお店も
一方で、
普通のルームサロンと勘違いして入ってしまい、
「女性のチョイスができない」「アガシのお持ち帰りがない」とちょっと拍子抜けするお客さんもいるので、
業態の違いを知らないとギャップを感じることもある ようです。